補習校の宿題が終わらないとき:優先順位のつけ方と、先生への相談

金曜日の夜になっても補習校の宿題が終わらず、親子で慌ただしく過ごしてしまう。現地校の課題や行事、習い事が重なる週には、そのようなこともあるのではないでしょうか。

補習校の宿題は、週1回の授業を補う大切なものです。ただ、すべてを終わらせることだけが目的になると、親子ともに負担が大きくなります。この記事では、終わらないときの優先順位の考え方をご紹介します。

まずは、終わらない理由を確かめる

対応を考える前に、なぜ終わらないのかを見てみます。理由によって、取るべき方法が変わるからです。

様子考えられる理由対応の例
取りかかるまでに時間がかかる始める時間が決まっていない曜日と時間を決める
1問に時間がかかる内容が難しい前の単元に戻る、解説を一緒に読む
日本語の文章を読むのに時間がかかる語彙や読む量の不足音読を取り入れる
時間はかけているのに終わらない現地校の予定との兼ね合い量を分ける、先生に相談する

優先順位の考え方

どうしても時間が足りない週は、次の順に考えてみてください。あくまで一つの目安ですので、先生の指示がある場合は、そちらを優先します。

1. 次の授業の前提になるもの

音読や、次の授業で使う課題は、授業への参加に直接関わります。短い時間でできるものも多いため、最初に済ませておくと安心です。

2. 習ったばかりの算数と漢字

算数と漢字は、間を空けないほうが定着しやすい内容です。全問を解く時間がなければ、種類の異なる問題を数問ずつ選んで取り組む方法もあります。

3. 時間のかかる課題は、分けて進める

作文や読解のように時間のかかる課題は、一度に仕上げようとせず、日を分けます。作文であれば、1日目は書く内容を話して決め、2日目に書く、というように分けると、取りかかりやすくなります。

週の前半に、半分を終わらせる

宿題を週末にまとめて進めるのではなく、授業の翌日から少しずつ進めておくと、余裕が生まれます。

曜日内容
日音読、算数の一部
月漢字
火算数の残り
水作文や読解の準備
木作文や読解の仕上げ
金残りの確認、持ち物の用意

現地校の予定に合わせて、「この曜日は何もしない」と先に決めておくのも一つの方法です。1週間の例は、補習校の家庭学習プランでもご紹介しています。

親が代わりに進めすぎない

終わらせることを急ぐあまり、答えを教えたり、保護者の方が書いてしまったりすると、お子さんの理解の状況が先生に伝わらなくなります。

分からなかった問題は空欄のままにして、「ここが分かりませんでした」と書いておくのも、先生にとっては大切な情報になります。

先生に相談するときは

負担が続くようであれば、一人で抱え込まずに、担任の先生に相談してみてください。その際は、次のような点を具体的にお伝えすると、話が進みやすくなります。

  • 1週間のうち、補習校の宿題に使える時間
  • 特に時間がかかっている教科や課題
  • 家庭で試してみたこと
  • お子さんの様子(意欲が下がっている、など)

「宿題を減らしてほしい」とお願いするよりも、「この時間で取り組むとしたら、どこを優先するとよいでしょうか」と尋ねると、学習を続けるための相談として受け止めてもらいやすくなります。
補習校の先生は、子どもたちが平日の学校でも大変だということは理解してくれているはずです。
対応は学校によって異なりますので、まずは学校の方針を確かめていただければと思います。

分からない問題が多いときは

宿題で間違いが多いときは、同じ単元の基礎に戻って練習すると、結果的に宿題も早く進むようになることがあります。
きりんドリルのプリントは、単元一覧から学習中の単元を選べます。解答と保護者用の解説を添えていますので、教え方に迷ったときにぜひ参考にしてみてください。

ただし、終わらない週に追加のプリントを増やす必要はありません。時間に余裕のある週に、1枚から取り組んでみてください。

まとめ

  • まずは、終わらない理由を確かめる
  • 授業の前提になるもの、算数と漢字の順に優先する
  • 時間のかかる課題は日を分け、週の前半に半分を終わらせる
  • 負担が続くときは、具体的な状況を添えて先生に相談する

すべてが終わらない週があっても、それだけで学習が止まるわけではありません。長く続けられるペースを、ご家庭ごとに見つけていただければと思います。

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